Bishop Records blog

レコードレーベル"Bishop Records"の、最新情報やこぼれ話など。

「 Mercure des Arts」に、『音楽の原理』書評掲載

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 超がつくほど硬派なクラシック音楽のウェブ・マガジン「Mercure des Arts」が、『音楽の原理』の書評を掲載くださいました。なるほど、頁数が多いと書評が1年後に掲載されるという事もあるのですね。今の日本では珍しい、ジャーナリズムの鉄則に基づいた、本当の意味での批評をする手厳しい音楽誌なので、覚悟はしていました。しかしありがたい事に、素晴らしい評をいただくことが出来ました。

 私にとっての丘山万里子様は、日本のクラシック音楽界で大変に重要な仕事をしている編集者であり、ライターです。丘山様の仕事がなければ、私はブーランジェも三善晃も浅く接して通り過ぎていたのではないかと思います。そして、丘山様をはじめ、日本の音楽界で重要な仕事を果たしている多くの方々が、この本に正面から向き合ってくれている事に、感謝と安堵の気持ちを覚えます。

 丘山万里子様、素晴らしい評を有難うございました。

http://mercuredesarts.com/2017/11/14/books-principle_music-okayama/
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  1. 2017/11/15(水) 21:24:40|
  2. 書籍『音楽の原理』
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照内央晴 (pf) x 加藤綾子 (vn) 即興演奏の映像

 2017年9月27日、神保町の「試聴室」にて行われたライブのダイジェスト映像が、YouTube にアップされました。これは素晴らしい。



CD『照内央晴・松本ちはや / 哀しみさえも星となりて』[Bishop Records, EXJP021]

  1. 2017/10/05(木) 19:15:48|
  2. EXJP021
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2017.10.28 松本ちはや パーカッションソロ公演「リデル2」

Liddell2-1.jpgLiddell2-2.jpg
WEBマガジンのJazzTokyo 誌上にて、「リデル2」の詳細が告知されました。
「リデル」は、今年、ピアニスト照内央晴とのデュオCD『哀しみさえも星となりて』を発表したマルチパーカッションの松本ちはやによる、パーカッションソロの単独公演シリーズで、今回が2度目の公演。クラシック以外のジャンルでは、マルチ・パーカッションによる単独公演というもの自体が希少。

2017年10月28日 open 16:30 / start 17:00
Charge ¥3500 (予約¥3000)  *公園通りクラシックスのホームページから予約可能

公園通りクラシックス
〒150-0042 東京都 渋谷区宇田川町19-5
tel, 03-6310-8871

Jazz Tokyo 国内ニュース

CD『哀しみさえも星となりて』


  1. 2017/09/14(木) 14:20:22|
  2. EXJP021
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JazzTokyo ジョン・アバークロンビー追悼特集

JohnAbercrombie.jpgJazzTokyo 誌に、先日逝去なさいましたギタリストのジョン・アバークロンビーさんに対する短い追悼文を寄せさせていただきました。真面目にジャズを勉強していた頃、90年代のアバークロンビーさんの演奏は、優れた手本のひとつでした。それだけに、彼の音楽は日本でもう少し高く評価されてもよいとは常々思っており、そんな事を書きました。
どうしても原稿を書く時間が取れず、JazzTokyo 誌の編集長様宛の私信で書いた文章をほぼそのまま掲載していただく形となってしまいました。柔軟に対応して下さったJazzTokyo 誌の編集長様およびスタッフの皆様に、心より感謝申し上げます。

追悼特集 ジョン・アバークロンビー:
http://jazztokyo.org/issue-number/no-233/post-19344/

Jazz Tokyo No.233:
http://jazztokyo.org/

  1. 2017/09/01(金) 23:50:01|
  2. 未分類
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ジョン・アバークロンビーのご逝去に関し

JohnA-2.jpg 先月23日、ECMから録音を数多く発表なさっているジャズ系ギタリストのジョン・アバークロンビーさんが逝去なさいました。JazzTokyo誌様に寄稿させていただこうと思っていたのですが、メールの行き違いから(私の一方的なミスです)それが適わなかったもので、短い追悼文を。

 ジャズギターというのは、「バンドの中にひとりだけビバップがいる」と揶揄される事すらある楽器と思うのですが、ジャズの歴史の中で、ジャズギターをコンテンポラリーなフィールドに押し上げる重要な役割を果たしたひとりがアバークロンビーさんなのだと私は思っています。ジャズ全体ではなくギターに限定して見れば、果たした仕事の大きさはマクラフリンさん以上ではないでしょうか。アバークロンビーさんというと、どうしてもデジョネットさんらと共演していたフュージョン的な時代がクローズアップされがちだと思うのですが、私が尊敬して止まないのは90年代の録音群であって、分けてもギター、オルガン、ドラムのトリオで演奏されたアルバム『Tactics』を聴いた時には、自分が抱いていたアバークロンビー像とのあまりのギャップに驚かされました。ギターサウンドこそ、ECMのほかのギタリストと似た印象を与えるエフェクターがかったフュージョン的なサウンドメイクですが、その内容は「ジャズ」を基準に見ると、大変に硬派なものであったように感じます。『Tactics』は、凝ったアレンジが施されているわけでも、明確なコンセプトが打ちたてられているわけでも、斬新な和声的な挑戦があるわけでもありませんが、それだけにアバークロンビーさんの音楽的な視点や身についた肉声がストレートに伝わる素晴らしい演奏と録音だと思っています。
 御逝去から10日近くが経過してしまいましたが、かつての一ファンとして、改めてご冥福をお祈りいたします。

  1. 2017/09/01(金) 10:34:03|
  2. 未分類
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【怪談夜宴】にて、河崎純、狩俣道夫が音楽を担当

KaidanYaen.jpg 饗宴ロウドクシャ様主宰、9月に有形文化財旧田中亭にて2回行われる「怪談夜宴」、9/2回の音楽は作曲/コントラバスの河崎純さん、9/16回の音楽は作曲/フルート・サックスの狩俣道夫さん。どちらもデビュー作をBishop Records から紹介させていただいた音楽家です。放っておいてもいずれ頭角をあらわしたであろう素晴らしい音楽家のふたりですが、最初のひと押しという最も難しい段階でお手伝いさせていただけた事は、レコードレーベルとして少しはいい仕事をさせていただけたのかも知れないと思い、胸を撫で下ろしています。

【怪談夜宴】9/2(土)百鬼ノ夜、9/16(土)幻想ノ夜@旧田中家住宅
◎百鬼ノ夜 2017年9月 2日 土曜日
◎幻想ノ夜 2017年9月16日 土曜日
※両日共に 16時半開場 18時開宴

■会場 国登録有形文化財旧田中家住宅 川口市立文化財センター別館
   埼玉県川口市末広1−7−2

■料金 一夜券  前売 3200円(日時指定) 当日 3500円、二夜通し券 5000円、 学生割引 2000円 ※要学生証提示 ※一夜につき10名限定

■お問い合わせ
饗宴ロウドクシャ実行委員 info_kyouen@gmail.com 

------
河崎純『左岸・右岸』
http://bishop-records.org/onlineshop/article_detail/EXJP009.html


狩俣道生『ノーアンブレラ、ノータンギング、イフ ノット フォー ザ ルーム』
http://bishop-records.org/onlineshop/article_detail/EXJP020.html


  1. 2017/08/30(水) 09:54:58|
  2. EXJP009
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『豊住芳三郎 / SUBLIMATION』 音楽評

EXJP012.jpg 音楽評論の齊藤聡様が、昔に参加させていただいた豊住芳三郎さんのグループの録音をレビュー下さっていました。若いころの自分の演奏は恥ずかしくて聴く気になれません。人前に立つならやるべき事を尽くしてから立てよという感じ。しかしこれは飯塚知さんという知る人ぞ知るサクソフォニストの演奏が実に素晴らしく、そこに25年ぶりのリーダー作に向かった豊住さん、現在ロシアやトルコなど海外で高い評価を受けている河崎純さんのコントラバスが重なり、なかなか智慧ある音楽。素晴らしい演奏家の方とご一緒させていただけた思い出に残るセッションでした。齊藤様、ありがとうございました。

http://blog.goo.ne.jp/sightsong/e/e67d1915fc66dca5fdcd4546c81b7383

http://bishop-records.org/onlineshop/article_detail/EXJP012.html


  1. 2017/08/12(土) 09:07:52|
  2. EXJP012
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書籍『死の拒絶』(アーネスト・ベッカー著、今防人訳) 感想

P8070238.jpg 数十年ぶりに、アーネスト・ベッカー『死の拒絶』という本を読みました。オットー・ランク(フロイト学派の人物で、後にフロイトと決裂)の研究を軸に、「人には死の恐怖があり、人間活動の主目的は死の拒絶・否認にある」という命題を立て、人間を掘り下げます。人は死の恐怖に耐えかねるため、文化化していく過程で様々な文化装置を用いて死の恐怖を和らげる。しかしそれが幻想である事を見抜けてしまう者は苦しむ。見抜かない者はヒロイズムに自らを転移し続ける事で不安を取り除くか、その問題と正対する事を避け続ける。しかし見抜く者はぼんやりと生きることができなくなり、死の現実に打ちのめされ患うものと、自ら立ち向かうリアリスト、この二極を生む。リアリストは哲学・宗教・芸術など何らかの実存的な踏み込みを見せ、死すべき運命を自ら知っている人間が挑戦する「死の拒絶」の先では…大体こういう内容でした。

 実存を扱った智慧には若いころに浴びるほど触れ、とうの昔に結論を出した筈なのに、枝葉に気をとられるとすぐに幹を見失ってしまう私は、しばらくすると同じ問いに戻ってきてしまいます。最近、作曲や演奏などの音そのものばかりに気をとられて、背景にある人間や自分を忘れがちになってしまい、「お前まずいぞ、重要な所を見失いかけてる、形だけ取り繕おうとしている」と、自分の中に住んでいる手厳しいおっさんに警告されてしまいました。こういう時は意識してこういう所に立ち返る事にしているのですが、これは創作を中断してでも立ち戻って良かった視座でした。(近)

  1. 2017/08/07(月) 09:08:26|
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