

WEBマガジンのJazzTokyo 誌上にて、「リデル2」の詳細が告知されました。
「リデル」は、今年、ピアニスト照内央晴とのデュオCD『哀しみさえも星となりて』を発表したマルチパーカッションの松本ちはやによる、パーカッションソロの単独公演シリーズで、今回が2度目の公演。クラシック以外のジャンルでは、マルチ・パーカッションによる単独公演というもの自体が希少。
2017年10月28日 open 16:30 / start 17:00
Charge ¥3500 (予約¥3000) *公園通りクラシックスのホームページから予約可能
公園通りクラシックス
〒150-0042 東京都 渋谷区宇田川町19-5
tel, 03-6310-8871
Jazz Tokyo 国内ニュースCD『哀しみさえも星となりて』
- 2017/09/14(木) 14:20:22|
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批評家の齊藤聡様が、JazzTokyo誌にて、去る7月21日に行われたライブコンサート「 照内央晴・松本ちはや《哀しみさえも星となりて》 CD発売記念コンサートツアー Final 」をレビュー下さいました。齊藤様はこのコンサートのみならず、ライブツアー中に行われた他のパフォーマンスの幾つかにも言及なさっています。写真提供はカメラマンのm.yoshuhisa 様(7/21ホールコンサート)、Akira Saito様(3/27ライブハウスコンサート)。齊藤様、m.yoshihisa様、Akira Saito様、ありがとうございました。
http://jazztokyo.org/reviews/live-report/post-17804/CD『哀しみさえも星となりて』
- 2017/08/01(火) 02:37:55|
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2017年7月21日東京・ティアラこうとう小ホールにおけるコンサート「照内央晴・松本ちはや《哀しみさえも星となりて》」、盛況のうちに終了いたしました。私はバックステージで動いていたもので、じっくりと聴く事は出来ていないのですが、芸術音楽のステージを自ら設定し、こうしたステージに要求されてくるものに見事応えたパフォーマンスであったと思います。インプロヴァイゼーションですから音響表象やストラクチャーに関しては、当人にしてみたら色々あるでしょうが、聴く側としては、表象以前にこうした音楽が根底として目指していなければならないものが見えている音楽家によるパフォーマンスであるように感じられた事、ここが何にも増して素晴らしかったです。(photo; m.yoshihisa)
CD『照内央晴・松本ちはや/哀しみさえも星となりて』 (Bishop Records, EXJP021)
- 2017/07/22(土) 18:56:19|
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7月21日、照内央晴・松本ちはや 《哀しみさえも星となりて》 CD発売記念コンサートツアー Final が行われます。
クラシックを学び、現代音楽や現代ジャズなどを通過し、フリーインプロヴィゼーションの世界に飛び込み、客席数人というライブハウスから活動をスタートしたピアニストが辿りついたホールコンサートという檜舞台です。また、プロ演奏家として様々な活動に従事しながら「芸術家として生きる決心をした以上、現代音楽を、最先端の音をやらなくては」と活動に取り組んできたパーカッショニストの、音楽教師でもプロミュージシャンでもなくアーティストとしての自分を賭した大きな舞台でもあります。
このデュオのコンサートツアーの模様は、コンサート会場あるいは音源や動画などを通して逐一見てきました。プロフェッショナルな音楽教育を受けてきた上で芸術活動に入ったからなのでしょうが、フリーインプロヴィゼーションにおける音楽水準は極めて高いです。このジャンルが半面に持つまやかしやごまかしは一切なく、完全に芸術音楽の範疇にあるデュオと感じます。セシル・テイラー、ハワード・ライリー、フレッド・ヴァン・ホーフ、あるいはアンドリュー・シリル、ジョン・スティーヴンス、ハン・ベニンク、照内と松本はこういった世界のインプロヴァイザーに比肩する(あるいは凌駕する)レベルに達しているように思います。先人を追いかける所は過ぎ、徒に自己顕示を繰り返す所からも遠く離れて、狭い部分音楽にとどまらず広く音楽に触れ、芸術が暗に示しているものを与える側に立つ段階に辿りついている二人と感じます。
長年コンサート制作に関わらせていただいた経験でいうと、日本でのホールコンサートには目に見えない条件のようなものがあって、先鋭的な芸術音楽には馴染みません。成立させるには、どこかにエンターテイメント性を持たせて人気商売として人を集めるか、文化財団などからの支援金の申請をし、民間企業からの協賛や後援をとりつけ、新聞社と提携をして…という段取りを踏むか。どちらかの条件を満たさないと成立が難しいと感じますが、しかし先鋭芸術という側面を持つタイプのフリーインプロヴィゼーションの場合、その時を待っていてもそれは永遠に来ない、まして音楽がこの水準にありながら時を待っているようでは、日本の先鋭芸術は永遠に日の目を見ないのではないかと思えます。
アーティストが意味ある事を社会に企投しようとすれば、どのみち何かを賭けなければなりません。このふたりは、長年音楽を学び、習練を重ね、無数のステージを経験し、そのようにして賭ける事の赦される所まで来た二人と思います。音楽のクオリティを含め、賭けたものの大きさを含め、ここ数年のうちで日本で行われた即興音楽のステージの中でも、価値高いもののひとつになるステージではないかと思います。芸術や音楽にリスペクトのある方には、ぜひ拝聴していただきたいパフォーマンスとその舞台です。
2017.7.21(金)
《哀しみさえも星となりて》
照内央晴・松本ちはや 即興演奏新作CD発売記念コンサート ツアーFINAL
照内央晴 piano
松本ちはや percussion
「 ティアラこうとう 」小ホール
東京都江東区住吉2-28-36
Tel:03-3635-5500
open/19:30 start/19:50 予約¥2500 当日¥3000
予約&問い合わせ:kanashimisaemo@gmail.com
CD『哀しみさえも星となりて』
http://bishop-records.org/onlineshop/article_detail/EXJP021.html
- 2017/07/06(木) 14:28:51|
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