
6/25に、CD『黒田恵子/ライフタイム -Japanese Female Songs-』の発売記念ライブを行わせていただきます。以下は、黒田恵子によるコメントです。
「ヴォーカルの黒田恵子です。デビューCD【ライフタイム】の発売よりちょうどひと月後となる6月25日に、CD発売記念ライブを行わせていただきます! 150年ほど前の歌、戦時中の流行歌、昭和歌謡から現代のポップスまで、しっとりとした日本の女性歌を中心にお届けします。共演は日本タンゴ界で大活躍のピアニスト・青木菜穂子さん。彼女の演奏するタンゴも聴けるかも?!CDには収録しなかった曲も、何曲かお届けしようと思います。ライブハウスで皆様と逢えること、楽しみにしています!」
CD【ライフタイム】発売記念ライブ黒田恵子(vo) 青木菜穂子(pf) ※with 対バン:プラネタリウム
open 18:30 / start 19:30 ¥3,300 (予約は¥3,000)+drink代
吉祥寺曼荼羅
http://mandala-1.wix.com/mandala ※曼荼羅のホームページにて予約可
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- 2016/05/28(土) 19:04:38|
- EXFV004
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CD『黒田恵子/ライフタイム』(Bishop Records, EXFV004)、本日発表です。たくさんのご予約をいただき、有難うございました。予約いただきましたCDは、振込みをいただけましたCDは5/25までに到着予定で発送させていただきました。まだお振込みの確認が出来ていないものに関しては、振込みが確認でき次第発送手続きを取らせていただきます。予約特典つきのご購入は、5/31申し込み分までとさせていただきます。
http://bishop-records.org/onlineshop/article_detail/EXFV004.html
- 2016/05/25(水) 00:41:40|
- EXFV004
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CDジャーナル2016年6号にて、先月発表させていただきましたCD『狩俣道夫 / ノーアンブレラ、ノータンギング、イフ ノット フォー ザ ルーム』が、筆者一推しCDに選出されました。ジャズ&フュージョン部門では2作品だけの選出、大変ありがたかったです。選出いただきましたライターの中野和雄様およびCDジャーネル編集部の皆様、どうも有り難うございました。
http://bishop-records.org/onlineshop/article_detail/EXJP020.html
- 2016/05/23(月) 10:40:51|
- EXJP020
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仕事がありつつ、結局はヴォーカルの黒田さんに引きずられ、青木菜穂子さん/柴田奈穂さん/鈴木崇朗さんのライブに行ってしまいました。ライブを聴きながらカフェのカウンターで仕事を続けた事は、ミュージシャンに失礼なので内緒です。
ライブ後、バンドネオンの鈴木崇朗さんに、バンドネオンの構造についてお話をうかがいました。かつてバンドネオン奏者の北村聡さんにも同じ話をうかがった事があるのですが、一回きいて覚えられるような構造ではなく、今回2度目のチャレンジ。しかし、やはり複雑な構造のため(蛇腹の押し引きで音程が変わり、その音程の変化ですらボタンそれぞれによって不規則)、またしても深く突っ込む前に切り上げ。仮にバンドネオンのための曲を書くにも、運指の整合性に配慮するだけで参ってしまいそう。今後は、ボタンの配列を覚える挑戦は止め、表を見る事にします。ちなみに、武満徹の「2台のバンドネオンとテープのためのクロストーク」は、実際に運指可能なのだそうです。鈴木さんは、これを北村さんとの2台バンドネオンで演奏した経験があるそうですが(オペラシティの「バッハからコンテンポラリーへ」シリーズの、北村さん回の公演にて)、たしかにあの曲の場合、和音が激しくは変化しないので、それぞれの和音の演奏可能性だけをケアしておけば、プレイヤーの立会いなしで初校をあげる事は十分可能という気はします。
タンゴという文化に深く関わる楽器でありながら、ダイナミクスや様々な音色よりもシステマティックに和音にも旋律への対応に優れるという構造的には、和声を含めた新しいシステムに挑戦する音楽に適した楽器のように感じました。ただ、楽器自体が絶滅危惧種ときいた事があるのですが、そのあたりはどうなのでしょうか。
- 2016/05/23(月) 00:08:10|
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ピアニストの照内央晴さんとミーティング。最近、私の仕事場はミュージシャンのたまり場です(笑)。松本ちはやさん(perc)とのデュオによるCDを制作中とのことで、ミックスした音源を持ってきて下さり、一緒に聴いて、あれこれと語り合ってしまいました。素晴らしいパフォーマンスやアイデアが随所に鏤められた録音。プロダクトの段階としては、この音響の意図をどこまで明確に出来るかという所まで来ていると感じました。逆説的なようですが、コンポジションの話に終始したのは、即興性の強い音楽ならではの事だったかも知れません。
もしリリースされれば、お二方の評価のスタートラインを決めるデビュー作となるので、良い所は全面に押し出し、否定的に捉えられかねない所は、もったいなくても、覚悟を決めて捨てた方が良いと、私の考えを伝えさせていただきましたが、少し偉そうな発言だったかと反省。
http://jazztokyo.org/reviews/live-report
- 2016/05/20(金) 12:39:46|
- EXJP021
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アコーディオン/ピアノ/歌のÀ Qui Avec Gabriel さんが、仕事場に遊びに来て下さいました。アコーディオンは、大変に面白い楽器でした。そのメカニズムを簡単に書いておきます。
・発音部は、蛇腹と鍵盤の間にあるグリル部分と、左手ボタンのサイドにある幾つかのホール部分の2カ所。
・演奏時に操作する部位は大きく4つ。ひとつは右手で演奏する鍵盤、ひとつは左手で演奏するボタン、ひとつは右手部の音色スイッチ(MELODY PART SWITCH)、ひとつは左手部の音色スイッチ(BASS SWITCH)。
・音色スイッチは、リードの開きの組み合わせを変える事で、音色の変化を得ている。
・左手ボタンは6列になっており(8列ある楽器もある)、蛇腹寄りの2列はベース音。ベース音は、C→G→D→A…という5度進行に即した配列となっている。
・左手ボタンの残り4列は和音。蛇腹寄りから、メジャー、マイナー、セブンス、ディミニッシュ。和音ボタンは、いずれもトライアド。セブンスコードは5thをomit、ディミニッシュコードはディミニッシュトライアドではなく、-5thをomit。これは楽器によって多少違うそうで、根音をomitの場合もあるよう。
3度堆積音または機能和声を想定しての楽器。これだけ合理的な作りをしてあると、ポピュラーの演奏は楽でしょう。しかし、その外にある音楽を構想しようとすると、この構造が裏目に出てしまうかもしれません。アコーディオンを前提とした作曲を考えると、左手の和声ボタンとベースボタンの組み合わせが最初の課題になりそうですが、そこを探るだけでも進歩的な音楽を構想できそうです。アコーディオン奏者自身による作曲作品で、面白いものがいくつもありそうですが、不勉強な私はあまり知りません。完全5度を避けてしまう体質の私は、ディミニッシュボタンに目が行ってしまいますが(笑)、ほとんど左手のボタン幾つかと、蛇腹操作の表現と音色ボタンの操作だけでも、他の楽器では到底かなわない音楽が出来るのではないかと想像します。発音後の音価やディナーミクを自在に制御できる和声楽器という点は、得難いアドバンテージです。
ミュージシャンとしてのÀ Qui さんの素晴らしさは知られている通りかと思いますが、人間的にも、自分の考えをしっかりと伝えながら、相手に配慮して言葉を選ぶ気遣いをなさるような、素敵な方でした。À Qui さん、遊びに来ていただき、ありがとうございました。
http://www.h3.dion.ne.jp/~aqui/door/door.htm
- 2016/05/18(水) 00:28:08|
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