ネット音楽誌のメルキュール・デザール様からご依頼いただきまして、バルバラに関する記事を書かせていただきました。
http://mercuredesarts.com/2019/07/14/critique-quest-ce-que-barbara-a-ressenti-en-allemagne-kondo/ バルバラは、50年代から活躍していたシャンソン歌手で、私が最も好きな歌手のひとりです。ユダヤ系フランス人のため、ナチに追われる生活をしました。
彼女の歌に「パリとゲッティンゲン」というものあります。自分を殺そうとしたドイツでの公演にバルバラは難色を示しますが、老婦人がグランドピアノを提供し、ドイツ人学生たちが必死にそのピアノを運びました。それに感激したバルバラが書いた曲です。これを、現在の世界情勢と絡めて書かせていただきました。
なぜヨーロッパやアメリカや日本で経済格差が広がり、テロをはじめとした不幸な事件が続くのでしょうか。そのからくりの説明を試み、それをバルバラの歌に表現されたものと比較する事で、現在の社会に欠けているものを考えてみました。
もうすぐ選挙です。私は経済学部卒なのですが、こういう情報が学部卒業生や専門家だけでなく市民全体で共有されれば、もう少し社会が良い方向に向いてくれるのではないかと思っています。
スポンサーサイト
- 2019/07/15(月) 00:16:30|
- 未分類
-
-
| コメント:0