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Bishop Records blog

レコードレーベル"Bishop Records"の、最新情報やこぼれ話など。

CD『高橋悠治 ロジャー・ターナー / Live at Aoshima Hall』 入荷

YujiTakahashi RogerTurner 静岡を拠点に活動するIMA Shizuoka から、高橋悠治とロジャー・ターナーによる新作CDが届きました。

* * * * * *
『高橋悠治 ロジャー・ターナー / Live at Aoshima Hall』

 IMA Shizuoka は、静岡でコンサートを企画制作しているグループ。ジャズや即興音楽が中心だが、2016年には青柳いづみこと高橋悠治というクラシック寄りのプレイヤーによるコンサートも開催した。主催コンサートの中からセレクトされた音盤も制作しており、本作はその第3作で、2019年に静岡の青嶋ホールで行われた高橋悠治とロジャー・ターナーによるパフォーマンス。

 現代音楽方面の作曲家であり、ピアニストとしてはクラシックから即興演奏まで幅広く手掛ける高橋悠治だが、本作は即興演奏に徹したプレイを聴かせる。パートナーを務めるのはパーカッショニストのロジャー・ターナーで、70年代から英即興音楽シーンで活躍してきた筋金入りのインプロヴァイザー。そのスタイルは同じくイギリス出身のジョン・スティーヴンスとの共通項を感じるもので、切らすことなく音を発しながら場に合わせて自在に変化していく。卓越した技術を持つ両者の演奏はホールのアコースティックを良く捉えて空間に放たれるもので、響きそのものが塑像されていく。

 こうした音楽性を考慮したか、DSD 録音された本作は空間を良く捉えたもので、場を見事にフォーカスしている。CDにはIMA Shizuoka の主催コンサート番号である「67」の数が刻まれているが、長年にわたり静岡という「場」で何が起きていたのか、この記録としても見事な作品に聴こえた。 (近藤秀秋)

* * * * * *
 DSD 録音された本作の美しい空間録音は音楽性にあったものと感じました。本作ではマスタリングを担当させていただきましたが、レーベルオーナーの井上さんと話した結果、DSD 録音特有の高域特性の美しさを残す形でのマスタリングに落ち着きました。よって、リヴァーブなどの付加は一切行っていません。
 よい作品と感じましたので、少量ながらビショップレコーズのオンラインショップでも取り扱いさせていただく事にしました。興味のある方はぜひお手に取ってみてください。
http://bishop-records.org/onlineshop/article_detail/ima-szok03.html

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  1. 2021/03/03(水) 03:54:48|
  2. 入荷情報
  3. | コメント:0

箏の録音におけるマイク・アレンジ

KotoRokuon.jpg 忙しすぎてずっと書く暇がありませんでしたが、忘れぬうちに備忘録。

 箏の八木美知依さんから教えていただいた箏のマイク・アレンジの例です。噓みたいな話ですが、これで低音と高音のバランスがベストで、これでも低音弦をブーストしたくなるほど。いかにも弦同士の距離感が狂いそうですが、意外とそうでもありません。ギターならば間違いなくアウトなマイクアレンジですが、なぜこれで大丈夫なのかというとサウンドホールの位置関係なのでしょう。オンマイク多用のアンサンブル録音であればこれだけで充分、部屋のアコースティックも拾いたい独奏であれば、これにオフマイクを追加するか、ワンポイントステレオの場所を別途捜すのが良いのではないかと感じました。

 とても勉強になりました。箏の録音をされる方はご参考までに。

  1. 2021/03/02(火) 01:22:23|
  2. 未分類
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