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Bishop Records blog

レコードレーベル"Bishop Records"の、最新情報やこぼれ話など。

【LATINA】 2017年2月号にてディスクレビュー掲載

P1190249.jpg 『ラティーナ』2月号にて、ビショップレコーズの新作CD『山口正顯・渡辺生死 duo / 砂山』(EXJP023) と『照内央晴・松本ちはや / 哀しみさえも星となりて』(EXJP021) をお取りあげいただけました。有り難い事にどちらも高評価、特にEXJP023は絶賛の部類。
 
 EXJP021 の主役のひとりである松本ちはやさんが、「音の上で嘘をつく事は出来ない」と仰っていたことがあります。これは、言葉以外のすべてに当てはまる事だと思います。表情も行為も立ち居振る舞いも、既にそれそのものの表象のうちに語られている、という意味においてです。
 齢を重ねるごとにより強く思うようになったのは、水面下での積み重ねなしに、優れた音や音楽に辿りつく事は不可能という事です。言葉にすれば当たり前すぎる事ですが、しかし自分に照らし合わせてみると、身を持ってこれを実践し続ける事がどれだけ容易ならざる事かと思わずにはいられません。ましてこういう「持てるもの全てをぶつける」タイプの音楽の場合、「こういう音楽もいいな」とか、そんな軽い所で説得力ある音を出せるほど甘くはなく、ミュージシャンの何十年という積み重ねがあってこそ。「音の上で嘘をつく事は不可能」で、ピアノの和声、打楽器の一打、サックスのアーティキュレーションが「こんな感じ」で出された音なのか、「突き刺さる一撃」となるべく研がれ続けてきたものかは、言葉ではなく音が十全に語っています。音楽に感動した経験を持つ方には、それが伝わるのではないかと思います。今回、ライター様がお書きくださった「魂の音」や「音色の美しさ」という言葉は、読めばあっという間に通り過ぎてしまうひと言かも知れませんが、こうした音をぶつけてきた今回の4人のミュージシャンの場合、その一点のために費やされた膨大な鍛錬や挫折や試行錯誤や突破があった筈であって、制作に関わらせていただいた私も同じように感じたその部分を的確に拾い上げて下さった事に、4者とも報われた思いもあるのではないでしょうか。ラティーナ花田勝暁様およびスタッフの皆様、ライターの若杉実様と土佐有明様、本当に有難うございました。

http://bishop-records.org/onlineshop/top.html


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  1. 2017/01/20(金) 13:20:33|
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