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Bishop Records blog

レコードレーベル"Bishop Records"の、最新情報やこぼれ話など。

バンドネオン奏者・鈴木崇朗さんとの対話

Suzuki20160522.jpg 仕事がありつつ、結局はヴォーカルの黒田さんに引きずられ、青木菜穂子さん/柴田奈穂さん/鈴木崇朗さんのライブに行ってしまいました。ライブを聴きながらカフェのカウンターで仕事を続けた事は、ミュージシャンに失礼なので内緒です。

 ライブ後、バンドネオンの鈴木崇朗さんに、バンドネオンの構造についてお話をうかがいました。かつてバンドネオン奏者の北村聡さんにも同じ話をうかがった事があるのですが、一回きいて覚えられるような構造ではなく、今回2度目のチャレンジ。しかし、やはり複雑な構造のため(蛇腹の押し引きで音程が変わり、その音程の変化ですらボタンそれぞれによって不規則)、またしても深く突っ込む前に切り上げ。仮にバンドネオンのための曲を書くにも、運指の整合性に配慮するだけで参ってしまいそう。今後は、ボタンの配列を覚える挑戦は止め、表を見る事にします。ちなみに、武満徹の「2台のバンドネオンとテープのためのクロストーク」は、実際に運指可能なのだそうです。鈴木さんは、これを北村さんとの2台バンドネオンで演奏した経験があるそうですが(オペラシティの「バッハからコンテンポラリーへ」シリーズの、北村さん回の公演にて)、たしかにあの曲の場合、和音が激しくは変化しないので、それぞれの和音の演奏可能性だけをケアしておけば、プレイヤーの立会いなしで初校をあげる事は十分可能という気はします。

 タンゴという文化に深く関わる楽器でありながら、ダイナミクスや様々な音色よりもシステマティックに和音にも旋律への対応に優れるという構造的には、和声を含めた新しいシステムに挑戦する音楽に適した楽器のように感じました。ただ、楽器自体が絶滅危惧種ときいた事があるのですが、そのあたりはどうなのでしょうか。

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  1. 2016/05/23(月) 00:08:10|
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